スタッフゆいこです。
14日に、名古屋市の市政報告会があり、武田邦彦教授の講演会も行われるとのことで、スタッフみわちゃんと参加してきました。
まずは鹿島議員からの市政報告。ご自身が鹿島塾の塾長ということもあり、名古屋市の教育の改革について、公立中高一貫校を名古屋市に創設したい熱い思いなどを聴きました。
続いて、河村市長のお話も聴くことが出来ました。
まずはなぜ減税を推し進めているかということ。直接聞いてなるほど。と思いました。
そして、お話の中で気になるがれきの広域処理の問題についても触れてくださり、市長の思いを知ることが出来ました!
名古屋市は受け入れを拒否したわけですが、その理由として、
1には、やはり放射能物質の不安があるものを受け入れるわけにはいかないこと。
2つめには、人材を派遣したりすることで支援するべきだと思うこと。
をあげていました。
市長は直接陸前高田市の市長と電話で話をして、「効率的に処理するためにも、新たな雇用を生むためにも、地元で処理をしたい。」というお話を聞いたそうです。
そして実際すでに岩手県宮古市へ人材を派遣して、処理場の設計や建設を手伝っているそうです。現地処理に協力しているんですね!
市長は終始名古屋弁でテレビで見るあのままの口調でしたが(笑)、市長の思いを聞いて、「ちゃんと名古屋市を守ろうとしている市長さんだな」と感じました。
愛知県知事も同じ考えならいいのに・・・!
そして、そんな河村市長と旧知の仲であるという武田先生の講演会がはじまりました。演目は「原子力発電は是か否か」。
まず武田先生は原発の開発者でした。
でもそのうち、おかしいな?と思い始めた。こんなに地震の多い国なのに、地震や津波に耐えられる設計になっていない・・・。
原発はだめだ!と45歳で気がついて、開発者をやめた。
全世界の原発立地国の中で日本だけが突出して地震活動帯のまっただ中に位置していること。原発あるのに震度6の地震があるのは日本だけなんです。地震なんてないヨーロッパの原発設計技術をそのまま使ってるんですって。だから耐震補強はしてあっても「耐震設計」ではないのだそう。
そして国民たちが自ら決めて導入したフランスの原発と、お偉いさんたちが勝手に決めて田舎の人々を安全だよーとだまして作った日本の原発の違い。
石油エネルギーは枯渇なんてしない。
電力だって足りないなんて嘘。電力は足りている。
アメリカに比べたら、日本のひとりあたりの電気使用量は2分の1なのに電気料金は2倍。それは日本の電力会社が独占企業だから。
こどもたちのためにも新しい日本に変えなくてはいけない。
などなど。
最後に、大事なのは子どもたちが夢を持つ社会になること。
名古屋で生まれてよかったと、思える街に。
がれき広域処理なんてもってのほか。
8000ベクレル以下なら大丈夫なんて、なんという基準!
震災前の放射性廃棄物の基準は100ベクレルだった。80倍になっている。
原発敷地内から100ベクレル以上のものは持ち出せないという法律だったのにどうしてがれきを広域に運び出そうとするのか。
嘘を平気でつく社会に発展はない。
そして冒頭で鹿島議員もおっしゃっていたこと・・・
「子どもたちにきれいな名古屋を。」
これにつきます、と。
聞けてよかったなと思いました。
「名古屋市」は大丈夫・・・そう感じることができました。
それでも学校給食や、愛知県はがれき受け入れ表明していること、浜岡原発や若狭湾の原発の再稼働など、不安はつきないけれど・・・。
少なくとも名古屋市は、教育面でも環境面でも子どもたちのことを考えてくれている、そう感じました。
・・・さて余談ですが、終了後駐車場出口で河村市長に直接声をかけることができたので、『弁当の日』もアピールしてきました。
もう知ってはいただいてるので「おお、いいことはやりゃーええだわ。」と前向きなお答えをいただきました♪
今こそ『弁当の日』!
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はまま (金曜日, 11 5月 2012 00:21)
"いろんな情報をこの場所で得ています・・"っと声をかけられてました。。"半歩の方って勉強されているのですね" とも言われて、私も一員として、とても嬉しい・・半面、背筋が伸びる思いでした。。勉強します(^_^;)