佐藤剛史先生震災チャリティー講演会 開催しました!

5月6日(金)

「震災チャリティー講演会〜震災でわかった!やっぱり大切なのは家族と食べ物!!〜」を開催しました。

 

 

会場では東日本大震災で被災された方々への募金をつのり、皆様からお預かりしたお金は、あしなが育英会を通して震災で親を失った子どもたちのために寄付させていただきました。また、講師の佐藤剛史先生の著書や関連書籍も販売し、その売り上げも全額寄付しました。

愛子姉さんのお知り合いのコーヒーショップの方にもご協力いただいて、おいしいコーヒーの販売も行いました。もちろんこの売り上げも寄付にご協力いただきました!とってもおいしいコーヒーでした♪

 

 

今回の講演会開催にあたって、たくさんの方にご協力いただき、愛知県医師会の後援をいただくこともできました。

また、子どもたちの食育への思いに賛同いただいた減税日本の田山ひろゆき議員にも講演会にご参加いただき、ご挨拶までいただきました。ご自身も大学生の娘さんがいらっしゃるとのことで、佐藤剛史先生のお話にとても興味を持たれたそうです。

 

剛史先生のお話は始まりから涙あり、笑いありのあっという間の時間でした。

ご自身も九州大学で実施されている「弁当の日」のお話、それによって子どもたちがどう変わったか、家族がどう変わったか、楽しくお話しいただきました。

 

「弁当の日」は、子どもたちが自分でお弁当を作って学校へ持っていき、皆で見せ合ったりしながら自分の弁当を食べる日です。香川県の小学校から始まり、今や全国で700校を超える学校が実施している取り組みです。

子どもが自分で献立から考え、買い物をし、調理して箱詰め、片付けまで全部します。親はいっさい手伝いません。

子どもたちは最初はめんどくさがりながらも、やってみると意外と大変で、親の思いを知ります。そして食べ物のいのちやその背景を知り、料理の楽しさを知ります。「弁当の日」は子どもたちの「食べ物への思い」と「家族への思い」に変化をもたらすのです。

 

また、家族を大切に思う気持ちは食に表れるということ、例えばこの震災の中、避難所で生活されている家族の中で親というものは必ず「自分はいいから子どもに食べさせたい!」と思っているだろう・・・との話もありました。

この震災をうけて、自分にはいったい何ができるのだろう・・・そう悩んでいる人は少なくないと思います。

佐藤剛史先生もそのおひとりで、今回チャリティー講演会を行うことで、少しでもお金を集めて被災者の方たちに届けることが出来るなら!という思いで名古屋に来て下さいました。

初めてお会いした先生はとてもお茶目なかんじのあたたかいお方でした♪

 

 

 

この講演会は、お話があってから開催まで日が浅く、多くの方に聞いていただきたくてスタッフみんなで奔走する毎日でした。

なにしろ初めての講演会開催です。会場決定からチラシ作成、広報活動、慣れないプレスリリース・・・てんやわんやな日々でしたが、すばらしい出会いも多くて、実り多き講演会になりました。

 

なにより、参加していただいた人から「聞けてよかった!」と言っていただけたこと。そして、「弁当の日」実施に向けて、「行動します!」という声までいただけたこと。

ここ名古屋で、子どもたちの食卓の未来につながっていく「弁当の日」実施に向けて、まさに半歩が踏み出せたような気がします。

大事な大事な、半歩です。

最後になりましたが、今回交通費も講師料もとらずに福岡から来てくださった佐藤剛史先生、本当にありがとうございました。

 

同時に、ご協力いただいたすべての皆様にも厚くお礼を申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

 

そして、これからもどうぞよろしくお願い致します!!

 

半歩プロジェクト スタッフ一同