スタッフ桜mamaです。

いつも行く美容院や高島屋サロンで読むファッション雑誌『very』

2月号の「母ゴコロエコゴコロ」(リレーエッセイ)は芥川賞作家の金原ひとみさんで、

そのエッセイの中の言葉一つ一つが今の私にとてもリアルで突き刺さり共感しました。

 

金原さんは、震災後スグの原発事故でメルトダウンの意味も良く分からないまま、とにかく危険だと感じ東京から数日のつもりで岡山に避難されたそうです。

が、小さな子を持つ母として東京にもどるのはとても不安で、もうスグ出産予定でもありそのまま岡山にいることに。

今、被災した3県以外にも、関東から西へ避難されてる方が多くいます。

避難と言っても、自然災害と違い、いつ戻れるか、戻っても安全なのか、先の見えない不安、放射能被害との戦いです。

家族全員が簡単に避難できるわけでない。避難した先に仕事があるのか、今ある家(ローン等)、そもそも家族間の意見の違い...いろいろ問題はあります。

私も4号機、大飯原発など万が一のことがあれば親戚の住む沖縄に避難を考えています。(マスクn95は常備,持ち歩いています☆)

主人とも話し合い、避難せねばならないと夫婦で判断した時は、

娘と私だけでも母子避難する予定です。

それは、簡単なことではなく相当な覚悟を必要とします。

安全だと思い込んでいた日本でそんな日が来るのか。。。

考えが甘かったです。

すでに何もかも捨て生活の保障されず避難されてる家族や、

母子避難されてる方が名古屋にも何人もいます。

その方たちは、今現実に、家族がばらばらになったりいろんな不安、苦労と戦っています。

 

金原さんがエッセイの中で、原発事故後、

子供たちのために安全な食を探し出したら食品添加物、遺伝子組み換え食品...

なんでこんなのがまかり通っているのか！！と書いています。

本当に、そう！！

なんでこんな不自然なものが普通に流通しているの？？

こういう記事が、ファッション雑誌のメインのエッセイ特集になるぐらい深刻になっているのだな。。。と。

関心のある方も、無い方も、ふと身の回りをチェックしてみてくださいね☆