スタッフ桜mamaです。
昨日、私の住んでいる街で悲しい事件が起こりました。
今回ブログを書くには内容が重いと思いつつも、
早計ながら、中日新聞の記事を読み感じたことを書きます。
今回の事件は仲のよいと言われるご家族3人が殺されました。
犯人はまだ確定されていませんが、
事件後から行方不明であった長女であったと思われます。(残念ながら遺体で発見されました)
近所の方も「仲がよいご家族に見えた」とのことなので、これから真相はわかっていくと思います。
私が気になるのは、彼女が震災後、災害動物ボランティアとして、福島県飯館村に毎週通われてたという記事です。
1年前、飯館村で取り残されたペット達の写真展を娘と一緒に見たとき、
私はあまりの凄惨さに人の目もはばからずに泣いてしまいました。
(娘は幼いためまだ良く分かりませんでしたが☆小さいながらにどうしてこんなことに?と)
それは、どんなに言葉にしても、その悲惨さを伝えることができません。
あまりの悲惨さに、どう伝えたらよいのか分からず友人達にすらその現実を伝えることができない私でした。
それぐらいショッキングで、その事実を伝えるには段階を経て、
きちんと意思が強くなければ受け入れてもらえない。。。写真ばかりです。
写真ですらショッキングなのに、
自らの足で毎週その地に立ち向かうと、飯館村と何事もなっかたように過ぎてゆく名古屋の間で異常な温度差を感じ、精神がおかしくなっていきます。
これが災害ボランティアのPTSD問題です。
自分だけ,このままいてよいのか!?
「普通」に生きてるだけで罪悪感を感じ、うつになり最後には自殺される方も多い切実な問題です。
優しい人ほど陥りやすいのです。
もしかしたら、彼女もそうであったのではないのかと。。。
災害後ペット達のためにスグ行動を起こし、救助に直接通い、ペット達の受け入れ先を探し、
「この子達のためにもがんばらねば」とい言っていた彼女の言動から、そう考えずにはいられません。
なぜこの事件と「弁当の日」??
それは、直接関係無いにしても、飯館村では全ての小中学校で、
子どもが作る「弁当の日」が実施されていたからです。
自然豊かな飯館村に住んでいた子ども達、可愛がられていたペット達。。。
どれだけのものを失ったか想像できますか??
飯館村そのものは津波被害はありません。
放射能問題だけです。
村はそのままで、人だけが避難して居なくなったのです。
この災害がなければ、今回の事件はなかったかも。。。と
大変早計ながら思ってしまいました。
「弁当の日」をやる意味の一つに、想像力があります。
今週末行われる講演会自体は、笑える話もたくさんです。
まず講演会にお越しいただき、一緒に「大切なもの」について考えてみませんか?
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今回、亡くなられました方のご冥福をお祈りいたします。
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