フェアトレードチョコレートのお話会♪開催しました。

スタッフゆいこです。

寒い寒い毎日ですが、幼稚園で娘が植えたチューリップが先日芽を出したそうです♪

春が待ち遠しいですね。

 

さて、先週の金曜日、

アースネットなごやの今井光代さんをお迎えして、おいしいフェアトレードチョコを試食しながらフェアトレードについてのお話を伺いました♪

フェアトレードってなんでしょう。
その名のとおり「公正な取引」のこと。

今井さんの開催したワークショップで日本の小学生たちが作ったという紙芝居を見ながら説明していただきました。

チョコレートのようなおいしくて誰もが好きなもの。
でもそれを消費しているのは、豊かな国のひとだけ。
では、原料のカカオを作っている国の人は??
貧しくて酷い劣悪な環境のなかでカカオを生産しているのです。

そしてチョコレートなんて食べたこともない子どもたちが農場に安く売られ、奴隷のように働かされていること・・・。

私たちがチョコレートをおいしく食べている裏側に、そんな事実があります。

私たちの暮らすこの世界には、豊かな国と貧しい国があって、
私たちのような豊国が安さを追い求める裏側で、貧国のひとたちから搾取し、特に子どもたちを苦しめているという事実。

では、私たち消費者はどうしたら良いのでしょう。

できることは、「選んで買うこと」。

買い物って、選ぶこと。
「安ければよい」じゃなくて、
公平な取引のされている良い品質のものを、
正当な価格で買うこと。

もし私たちが意識を変えて、みんながフェアトレードのものを「選ぶ」ようになれば、大企業も焦ります。

それが、私たち消費者の力です。


今回は遺伝子組み換えの問題にも触れていただき、私たちの一見豊かに見える物質文化に大きな問題を投げかける、濃い1時間半となりました。
暗い話題になってしまいがちですが、朗らかな今井さんのお人柄とわかりやすい語り口で、あっという間の時間でした。


今回のお話は、普通に生活している中で、知らなかったらきっとずっと知らないまんまです。

今井さんは、
「とにかくいろんなものを知ってほしい。見てほしい。感じてほしい。つらいことも見なきゃいけない。そして知ったことをちょっとずつ小出しにでも広めていきたい」

と、おっしゃっていました。

今回参加してくださった方で、お話会の終わったその足でフェアトレードショップに足を運んでくださった方もいました♪

生活すべてをいきなり変えるのは難しくても、買い物をするときにひとりひとりが少し考えて、選ぶ。
そして、社会を変えていく力を生み出したいですね。