どろんこ村へ 2016 年夏

夏休み最終日。

渥美半島にある「どろんこ村」へ 7組のスタッフ家族で、農業体験に行ってきました。どろんこ村へ行くのも今年で3年目となりました。

命のつながり、子ども達なりに感じているようです。

 

 

到着後、まずは、流しうどんをいただきました。

器と箸は、竹を切って手作りしました。

 

池で遊び、どろんこ村特製のスイカで、スイカ割りを楽しんだ後は、
大きな釜のお風呂に。

 

 

続いて、豚のブー・フー・ウーにえさをやり、夕ご飯作り。

ピザ、コロッケ、豚しゃぶ、おくらの和え物を作りました。

 

実は、この日、ピザに使ったベーコンと、コロッケのひき肉、豚しゃぶのバラ肉は、4月にどろんこ村へ来た時に、えさをあげたフーのお肉でした。

どろんこ村は「育てて食べる」場所。

今は、スーパーで、命あったものでも手軽に買える時代なので、ついつい忘れてしまいそうになることと向き合う場所。

子ども達にも感じて欲しい。「大切に育てて、大切にいただく」ことを。

もちろん、私たち大人も決して忘れてはいけないこと、だと改めて感じます。

 

皆でお料理したフーのお肉はどれも美味しくで、びっくりするくらいでした。
それは、多数の豚を、流れ作業的に育てていないからなのでしょうか。

 

 

翌日、なかなか集会室にやってこない子ども達をコテージに見に行くと、子ども達で布団を片付けていました。こんなところでも、子ども達の成長を感じます。

 

まず、朝食用に、鶏舎で産みたてのたまごを採卵し、キャベツの種まき、犬の散歩、朝食作り。

 

朝食後は、海へ流木を拾いに行き、荷物の片付けをして、お開きとなりました。

 

どろんこ村の小笠原さん、渡部さん、お世話になりありがとうございました。
研修生の皆さん、ファームステイの小学生のお友達、一緒に過ごせて楽しかったよ。ありがとう。

 

この二日間の生活から都会で育つ私たちの子ども達がどれだけのことを感じたのか。日常の生活にどう生かしていくのか、見守りたいと思います。

 

昨年は、我が家で4ヶ月育てた鶏を、解体し、皆でいただきました。

でも、今年は、事前に鶏の解体について自分たちで勉強し、食中毒などのリスクを伴うということ、生き物を殺傷するということ、など、去年の経験から皆で話し合いをして解体はやらないよう決めました。

その時間で、池でゆっくり遊んだり、いつも以上にどろんこ村の生き物達と触れ合うことができました。

 

 

次回、半歩プロジェクトは、9〜10月にアロマイベントを企画中です。
皆さんと、直接お会いして、食べ物のこと、生活のこと、いろいろなお話ができることを楽しみにしています。

 

半歩プロジェクト 中島