ひろがれ!弁当の日♪

〜生きる力を育てたい。 名古屋でも、ひろがれ、 「弁当の日」!〜

★「弁当の日」って?★

 

子どもたちの生きている時間の中で、学校や塾に関係する「学びの時間」は増えています。生きていくための基本的な衣食住に関係する「くらしの時間」は減っているというのに・・・。

ある小学校の校長先生が子どもたちに「くらしの時間」を取り戻したほうがよいと考え、「子どもが作る弁当の日」を始めました。子どもが年に数回自分でお弁当を作って学校に持ってくるという取り組みです。

 

献立も、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めるのも、その片付けも、すべて子どもがします。親も先生も、決して手伝わず、その出来具合を批評も評価もしないという約束です。

★「弁当の日」を体験した子どもはどう変わるの?★

 

大人が子どもが包丁を使い、火を使うということを「危ない」「失敗したら」などと心配し、あるいは親が「やったほうが早い」「教えるのは面倒」と手を出してしまいがちです。

自信がなくて親に手伝ってもらう子どももいます。でも「自分で作った」という友達を見ているうちに「次は自分だけで作ってみよう」と決心するときがやってきます。

子どもには自分で伸びようとする力が備わっていることを思い出してほしいのです。大人はじっと見守ってあげてほしいのです。じっと見守ることが出来るのは大人の力です。

 

料理の食材には、それを作ったりとって来たりする人たちの時間が使われています。料理を作る時間はその人たちの寿命の一部です。その料理を食べる人のために、自分のために、たくさんの命の時間を費やしてもらっているということです。だから食事の前には感謝して手を合わせるのです。

 

「あなたの命を」「いただきます」と。

 

「弁当の日」の体験を通じて、子どもたちは食べることが濃密な「命のバトンリレー」であることを学んでいきます。

自己肯定感が育まれ、目が輝き始める子どもがいます。

遠い日の家庭でのぬくもりを思い出す親がいます。

子どもが地域への感謝に気付くこともあります。

 

そして、想像力が培われ、感性が磨かれ、人に喜ばれることを嬉しいと知り、ものごとを感謝とともに受け止められ、この世界をまっすぐな目でみつめられるようになるでしょう。

 

★だから、ひろがれ「弁当の日」!★

 

そうなるといいな、そうなるかもね、うちの学校でもやらないかな、とちょっとでも思ったあなた、今日から「子どもが作る弁当の日」応援団です♪

 

 

★すべての子どもたちが健やかに育つ社会を目指して★

 

「弁当の日」を実践するにあたって「いい取り組みだと思うが、子どもたちの家庭環境の違いは大きい。給食を食べさせるのが教育的配慮だ。」という意見が必ず出ます。教室の中で「かわいそう」が見えない方がよいという意見。

 

しかしそれは「かわいそうな子はかわいそうなままでいなさい」ということになりませんか。年数回の「弁当の日」に簡単な弁当を持ってくることさえ出来ない子どもたちが、毎日の食事を普通に食べさせてもらえてるとは考えにくい。
子どもが自分で簡単な食事を作る技術を身につければ、コンビニ弁当やカップ麺に頼らなくても、安価で健康な食生活が出来るようになるのです。

 

まわりの大人たち(親と教師と地域の大人たち)が手を組んで、子どもたちが健やかに育っていける社会を作ろうとする姿勢を見せることが大切だと考えます。

 

 

「弁当の日」をはじめた竹下先生の最新の著書『できる!を伸ばす「弁当の日」』は「弁当の日」について、楽しい写真もたくさんでわかりやすくまとめられています。「弁当の日」に興味のわいた方、ぜひ読んでみて下さいね♪

 

ひろがれ「弁当の日」HP

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「弁当の日」っていいな。こんな取り組みがうちの学校にもあったらいいのに・・・そう思われたら、ぜひぜひ『ひろがれ「弁当の日」inあいち』応援団になりませんか?

どうしたら「弁当の日」を学校で実践できるか、どんな工夫ができるか、ご一緒に考えられたらと思います♪

 

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